卒論シーズン到来!教授が嘲笑する「AIバレバレ」の愚かな論文特徴10選
- Miyamoto Goki
- 5 日前
- 読了時間: 6分
最高評価を奪い取る「悪魔的」AI論文作成術

大学生諸兄。卒論のシーズンですね。
AI、使ってますか!?
今から話すことは100%私の持論であって、これをどう解釈するかはキミ次第。
次の一行を読んで共感できなかったら、そっと閉じてくれ。
「AI禁止」などと言われても、1ミリも気にすることはない!
使って使って使い倒して、教授の目ん玉が飛び出るような悪魔的論文を書いてやれ!
いやね、イマドキ禁止されようが、ほとんどの学生はAIを使う。当然に。皆がAIを使って高品質の論文を出してくる中で、自分だけお手製の平成論文を出したところで評価が上がる道理など微塵もない。
SNSで広がった慶應大学の例を知ってるかい?
資料をAIにぶち込むと誤った情報が出力される罠でAIを使った学生を炙り出すという、巧妙な事例だ。しかし、慶應大学側のコメントを見てほしい。
AIを無批判に信じ、内容を自ら確認せずに使用することを問題視しているのだ。
AIを使うなとは一言も言っていない。

教授も、生徒が裏でAIを使っているであろうことくらいはお見通しだ。
正直、人間が少し手を加え、独自のニュアンスを入れ、キレイ過ぎる文章をあえて崩し、個人の体験談を混ぜ込めば、AIが書いた論文を完全に見抜くことなど不可能だ。これだけで平成論文の100点は超えられるだろう。
しかし、あまりにも稚拙で、「私、AIで作りました」という看板をぶら下げているような愚かな論文が多すぎる。まずは、即刻ゴミ箱行きになる「AIバレバレ論文」の特徴を頭に叩き込んで。
教授が嘲笑する「AI論文」の典型的特徴10選
無意味な太字(Bold)乱用: 「重要なのはこれです」のように、強調箇所が無駄に多い。
「羅針盤」「魔法の杖」等の比喩: AIが大好きな、鼻につく詩的表現。
「結論として(In conclusion)」の多用: 段落の最後や章の終わりで、馬鹿の一つ覚えのようにまとめようとする。
不自然に整った箇条書き: 文構造が完璧に対称的なリスト。人間はもっと不規則で泥臭い書き方をする。
「〜だと言えるでしょう」等の過剰な配慮: AI特有の、断定を避ける中立的で優等生ぶった文末表現。
アメリカンな構成: 「まずは〜、次に〜」と、英語の論文構造を直訳したような不自然な論理展開(AIは英語で作ってから日本語にするから構文が英文っぽくなりやすい)。
存在しない参考文献: AIはURLを文字列としか扱っていないし、実際にURLが存在するかもチェックしていない。
道徳的説教: 最後に必ず「倫理的な配慮が必要だ」と、取ってつけたような優等生コメントが入る。
「変革」「促進」「活用」の連呼: 具体性がなく、耳障りの良いビジネス的な用語必要以上に並べられる気持ち悪さ。
感情の欠落: 文章が綺麗すぎて、書き手の「苦悩」や「熱量」が1ミリも感じられない。
論文の価値は「面白い」か「退屈」かで決まる
私は生成AIが登場する遥か前から、数多の論文を採点してきたが、人が作ろうがAIが作ろうが、論文の良し悪しは、「面白い」か「退屈」かだ。
9割の論文は退屈だ。
ネットで検索した情報をツギハギし、自分の言葉をちょこっと足しただけの、薄っぺらい文章。内容が高度になればなるほど参考情報も少なくなり、出典もバンバン重複する。「またこれか」。何十人もの似たような論文を読むのは、とにかく退屈なんだ。
これをAIに書かせると、更に退屈になるだろう。
AIの本質は、膨大なデータベースから「平均値」を出力することなのだから。
つまり、下手なAIの使い方をすれば、極めて均質で、誰よりも「退屈」な論文ができあがってしまう。
分解(Decomposition)が全て。分解して分解して分解しまくれ!
AIを使って教授を唸らせる「面白い論文」を書くにはどうすればいいか?
最低最悪の方法は、いきなりAIに「〇〇について論じて」と丸投げすること。
「最初はフワッと質問して、継ぎ足して行こう」などとは夢夢思うな。
これは、みんなやる方法なんだから、みんなと同じ方向に向かうだけなんだ。
例)論文テーマ「人の仕事はAIに奪われるのか?」
分解①➡️ 仕事が奪われるシナリオと、奪われないシナリオに分解
>奪われないようにするには?>奪われた人はどうなる?>その時、社会は働かない人を救える?>そもそも仕事とは?
分解②➡️ 人の仕事ってそもそもどんなものあるかを分解
>環境の変化に伴い仕事が増えて来た歴史は?>AIの登場により増える仕事、あるいは、拡充される仕事とは?>未知の職業は、あるのか?
分解③➡️ 時系列で分解
>時系列でAIが仕事を代替するシナリオは?>ただじゃ終われない人間は、その間にどのように備えるのか?
論文作成の8割は「計画」に費やすことが大事だ。
AIと話しながら計画を深めていけ。
この深掘り作業(探求学習)こそが、論文に「魂」を吹き込む。
AIを壁打ち相手にし、論点を極限まで細分化し、誰も気づかなかった視点を見つけ出す。これこそが、AIにはできない、人間にしかできない知的生産活動だ。
プロンプトも超大事
対話する時は、Temperatureを必ず意識するように。
Temparatureとは、回答の精度を決めることだ。ザクっと質問すれば、平均的な思考の回答が返ってくるが、「尖った視点で」「哲学的に」「誰も思いつかないような」など、論文のスタイルに合わせて明確にすることが大事。
そして、対話から論文構成のイメージが湧いたならば、必要なパーツをチャットに入れるわけだが、そこですぐに執筆させるのではなく、必ず最初に構成を考えてもらうんだ。章と節(可能なら段落)ごとにだ。この一手間は意外と大事。AIの提案する構成と、キミの脳内の構成を擦り合わせるためだけでなく、ステップバイステップでAIに思考させるとAIの精度が劇的に向上するからなんだ。
構成が決まったら、一思いにズドンとAIに執筆してもらえばいい。
AIは文脈が長くなればなるほど、前の指示を忘れ、精度が落ちる(忘却と幻覚)。
だから決してダラダラとチャット形式で継ぎ足しで作るな。一発でズドン!だ。
この一連のプロセスだけ。
これに真摯に向き合えば、必ず、教授もひっくり返る悪魔的論文が完成するはずだ。

自分のために、手段を選ぶな!
これから社会の荒波に飛び込むキミへ。
どんな手段で作られていようと、知的好奇心をくすぐられるような論文には心が踊る。学問を追求する者とは、そういう生き物だ。教授でさえ思いつかないシナリオを描けるのがAIとの対話だ。
社会はもうAIを使えなければ話にならない。
AIの練習をしないで社会に出るのは、丸腰で戦争に行くようなもの。
旧時代の常識に囚われ、平成教育の最後の世代となるか、AI時代の第1世代となるかは、キミが自分で選べるのだ。
恐れるな。AIを使いなさい。
著者:Uniアカデミー教室長 宮本豪樹
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